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脱原発へ

更新日:2023年3月22日




#東日本大震災 から12年。亡くなられた方に哀悼の意を表します。被災で多くの方が本市へ避難・転居されましたが、引き続き居住されている避難者の8割が福島県の方です。昨年末、双葉町へ行きましたが、復興にはまだまだ時間がかかります。震災の記憶、原子力災害の実相を語り継いでいかねばなりません。


 3月10日(金)の夜には第416回金八デモが開催されました。金曜日に行われる八王子のデモは、福島第一原子力発電所の臨界事故が発生して以降、悪天候や感染症急拡大期をのぞき、休むことなく12年間取り組まれてきたものです。粘り強く声を挙げ続けた市民の皆さんの取り組みに、本当に頭が下がる思いで、デモに参加させてもらいました。


 二酸化炭素の排出抑制やエネルギー価格高騰により、原子力発電所を再稼働すべきという意見もあります。私は物持ちが良い方で、壊れたものも修理が可能ならば修理して使い続ける主義です。しかし、すでに確保してしまった核燃料、使う使わないに関わらず発熱を続けるものだから勿体ないという気持ちは全く沸きません。


 原子力発電は燃料となるウランの採掘から燃料化、使用、廃棄に至るまで労働被曝や環境汚染が付き纏いますし、臨界状態での事故は人の力で制御しきれないものです。これまで点検整備運用で事故リスクは減らしてきましたが、外部電源喪失という形で事故は起きました。

 この12年間で、原子力プラントに携わってきた企業が撤退し、技術者が確保できていないこと、建造から40年はおろか、60年間も経年した機械を使い続けることを考慮すると、今後の事故リスクは更に高くなります。放射性廃棄物は発電の有無に関係なく、存在そのものが問題です。プルトニウムの放射線量がほぼ無害化されるためには10万年を要します。誰も責任を取ることはできません。


 原発をなくすには、電気を使用している私たち自身が行動しなければなりません。再生可能エネルギーを伸ばすことも大事ですが、電気に依存した生活を見直すことが誰にでもできる対策であり、効果的です。八王子市内で発生するCO2の約1/3が家庭由来です。さらには深夜まで灯りの消えないオフィスビルや防犯灯、街を彩るイルミネーション、巨大なディスプレイと音響装置を備えた宣伝動画看板、増え続けるコンピューターや情報家電など、大震災直後の反省はどこに行ったのかと思えるほどです。

 太陽とともに寝起きせよとまでは申しませんが、極力空調を使わず衣服で調整するとか、掃除機の代わりに箒とモップを使うとか、脱原発は小さな行動の積み重ねからであると思っていますし、大量生産・大量消費の工業製品や食料品、移動交通などにも気を付けていきたいものです。 3月21日には、「さようなら原発全国集会」が開催されました。人類と核は共存できません。これからも地道に脱原発運動を取り組みます。





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